April 29, 2005

coLinux でウェブアプリケーション開発環境構築

[ Linux & UNIX ]

遅ればせながらCatalystで遊んでみようかなと思ったのだけど、Hack用のサーバーどうしようかなと小一時間。今までは自宅サーバーやホスティングで借りてるサーバーに SSH でアクセスして Meadow の ange-ftp とか tramp で Hack してたのですが、なんか色々サービスも動いているし、あんまりそこで開発したくないなあと思ったところ、blog.bulknews.netで colinux がほげほげなんてことが書いてありました。

これはいいと思い、早速ノートPCに導入。

colinu.gif

coLinux は Windows の中で動く Linux なんですが、coLinux そのものはディストリビューションではなく、Windows などの OS の上で、その OS と協調して動作する Linux カーネルです。なので、coLinux を使って Linux 環境を PC に作るにあたっては、ディストリビューションを選択することができます。Fedora Core、Debian、Gentoo なんかがサポートされてます。(他のものでもイメージを作れば動くんでしょう。) 僕は Debian を選択。

インストール方法は blog.bulknews.net でも紹介されていたcoLinuxのメモ - coLinuxのインストールが詳しいです。

coLinux インストール時に TAP-WIN32 とかいう仮想ドライバがインストールされるのですが、これが素晴らしい働きをしてくれます。

ネットワーク接続の方法はいろいろあるのですが、その一つの方法でこの仮想ドライバによってWindows 側にインタフェースを追加しそれを NAT にすることができます。つまり、Windows に、既存のネットワークインタフェースに加えてもう一本足ができて片足をインターネットに、片足を coLinux 側に突っ込んだ環境が構築できると。

coLinux からは TAP-WIN32インタフェース経由でインターネットに接続できるし、Windows から coLinux へも直接アクセスできる。一方外部のホストからは coLinux にはアクセスできないので、ちょうどファイアウォールの内側にあるような状態になり、開発機にはもってこいの環境が構築できます。

ここに Apache、mod_perl、MySQL なんかを放り込んで Perl モジュールも入れて Catalyst が使える状態になりました。楽しいなあ。ノートPCを畳んでスリープモードにして、そこから立ち上げてもちゃんと Linux が動いててすぐ開発に入れるっていうのはかなり感動です。Windows内部にウェブアプリケーション開発環境を持つ、というのを Cygwin でがんばろうと思ったけど mod_perl やなんやが動かなくて諦めてたんですが、coLinux で実現できた感じです。サンキュー miyagawa 氏。

以下、メモっておきます。

  • 最新版の0.6.2はインストーラーによるウィザードで Debian と Gentoo のイメージをダウンロードしてくれる
  • colinux-daemon.exe を動かすときに、0.6.2はデフォルトの設定ファイルを読みにいってくれない様子。ヘルプには colinux.default.xml を読み取るとあるのだけど、明示的に -c [設定ファイル] オプション付き DOS 窓から起動してやらないと上がらなかった。
  • coLinux とは直接関係ないですが、NAT以外にもWindows XP のブリッジ接続で TAP-Win32 なデバイスとワイヤレスデバイスをブリッジも可能なんだけど、これがなんか気持ち悪いことに。接続はできるんだけど、ワイヤレスLAN周りのアプリケーションのステータスが切断状態になったりとか。あと、ブリッジ接続にすれば外部LAN側の dhcp で coLinux に IP が割り当てられるし、外部LANからもアクセスできるようになるので便利なのですが、dhcp で Mac アドレスによる固定IP配布をしてると Windows と coLinux でバッティングしてしまいます。結局 coLinux 側の dhcp を諦めるとなると、ノートPCをあっちでこっちで使う場合には向いてない、ということで NAT。
  • Debianイメージをmountした初期状態では vi すら入ってない(笑) editorコマンドを使ってなぞのエディタでネットワーク設定をいじったりとか。とりあえず apt で SSH を入れてターミナル(僕はPoderosa) からアクセスして、そこから vim を入れる。あとは taskesl で C、C++ の開発環境を入れて、そっからは必要に応じてライブラリを追加していきました。expat とか libxml2 とか ncursesl とか入れたかな。
  • coLinux側で Samba を立ち上げて、Windows側から mount してやり Meadow で開発、なんてことをしています。できあがったソースは cvs でインターネット上においてある僕のホストに commit す。
Posted by naoya at April 29, 2005 07:44 PM | トラックバック (2)  b_entry.gif
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viの使い方
Excerpt: 最近宮川さんの「colinux with SVK」とか、伊藤さんの「coLinux でウェブアプリケーション開発環境構築」に触発されて、開発をcolinuxでや...
Weblog: I sort my thought...
Tracked: May 20, 2005 12:45 AM
coLinux + Debian 導入メモ
Excerpt: ノートパソコンに Linux 開発環境を構築したくなり、cygwin, vmware 等を調べてたものの、先駆者のアドバイスを受けて coLinux を導入して...
Weblog: iandeth.
Tracked: September 3, 2005 07:54 PM
コメント [1件]

自分もmiyagawaさんのに喚起されてインストールしてみたんですが、
viがなかったのでなにーと思ったら、locateで/initrd/bin/viを発見して
これでapt使える環境までやってみました。

viぐらい/binとかにいれておいてくれるといいんですけどねぇ(^-^;

[1] Posted by: よしき at April 30, 2005 06:07 PM [返信]
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