「火曜サスペンス劇場のすごいところは、途中からみてもわかるところ。」
これ最近の気づき。(笑)
普通、推理小説とか謎解きものとか、途中からみても登場人物の人間関係とかそれまでの展開とかを踏まえないと、さっぱり理解できないものだと思うのですが、○○サスペンス劇場は 2 時間ぐらいの長丁場にもかかわらず、ラスト 30 分だけみても楽しめたりするという。
これはストーリーが単調だからとか最後にストーリーが凝縮されてるからとか、そんなものでなく、計算された演出があるからですね。ストーリーテラーなどに語らせることなく、一つ一つのシーンに、途中から観ても理解できるような種がしかけてある。
24 (Twenty Four) はこの演出がすごいよくできてる作品だと思います。24 は劇中の中の 24 時間をほんとに 1 時間 × 24 話 = 24時間 でやっちゃいましたっていうドラマなんですが、さりげなく回想シーンを入れてみたり、登場人物の名前や身分を呼ぶ台詞を散りばめたりと。
この視点でみると踊る大捜査線とかも巧みだなと思いました。具体的にどこが巧みか、ということよりも、何話からみたとしても劇中の人間関係がすぐに把握できるとことか。だから、ドラマシリーズが映画化されたと言っても、映画だけみても全然楽しめたり。
一話完結型じゃないサスペンスドラマで、途中からみても面白いものっていうのは、この辺の構成を考えてる人が優秀なんでしょうね。
シナリオが優秀(解りやすくするために考え抜かれているという点で)というのはあるのかもしれませんが、それ以上に役に立っているのはで来る役(と役者)の記号の解りやすさなんじゃないかと。
変な話、火サスなんて音を消していても何が起こっているのか解ります(w。
物語を作っていくとどういう訳か登場人物がある一定のフォーマットに収まっていくんですよね。不思議なもんです。