海外ではiPod のケースに高級ブランドが進出しているんだそう。
iPodが、若者のファッションアイテムから、ハイファッションの一部となりつつある。
有名ファッションブランドのGucciは、春物コレクションの1つとして、Apple ComputerのiPod専用にデザインしたキャリングケースを販売している。
これは女性が欲しがるだろうな。僕ですら結構、欲しいと思った。
iPod と女性と言えば (日本での iPod mini 発売は 7 月に延期 されましたが) どうも iPod mini は一般の女性層にも売れそうな予感がします...あくまで直感ですけど。 と、いうのも普段デジタルガジェットにはまったく興味を示さない僕の連れや、技術にはそれほど明るくない、お洒落な職場の同僚の女性が口々に「iPod mini欲しい」というのです。
どこが良いの? と聞いたらデザインが可愛いとか、色がたくさん揃ってていいとか、小さくていいとかそんな声が返ってきます。
何か前に同じような場面に遭遇したな...と思い出したのがデジカメでした。EXILIM が発表になったときだったかな。その頃すでに渋谷の女子高生や女子大生なんかが、「彼氏にデジカメ買ってもらった」なんてことを言うようになってはいたのですが、やがて周囲の女性もデジカメ欲しいなんていう話をするようになって、デザインが可愛いとかそんなことを口々に言うようになったのでした。で、気づけばデジカメ市場大ブレイクと。(今は山を越え谷に落ち込み、だいぶ苦しい状況らしいですが。)
iPod は当初、あの Apple が販売するハードディスクを内蔵したメディア要らずのポータブルプレイヤーということで市場にデビューし、1,000曲入るとか、クレードルに置くだけで iTunes と同期を取れるといった画期的な「機能」でマニア - Innovetor や Early Adopter のハートをがっちり掴みました。
やがて「音楽を持ち歩く」というコンセプトとスタイリッシュなデザインが脚光を浴びるようになり、キャズム もジャンプ一番ひとっとび、Early Majority 層に浸透しつつあります。そして iPod mini の登場により先に挙げた僕の知人のような、 Late Majority 層の触手をも動かそうとしています。すでに iPod の商品価値としての機能や性能といった側面はひと段落して、ブランドやデザインといった Majority に訴求する要素が強烈に重視される局面に入ってきています。
こうして見ると、Apple の iPod 戦略はハイテクマーケティング理論を綺麗に実践しているのがよく分かります。と、机上の理論で知ったかぶってみるのでした。