「ブログ」サービスサイトへの利用者が急増、「はてなダイアリー」が最大の利用者を集める@Nifty「ココログ」も前月比3倍増の利用者を獲得して急追 http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/227_2004release_j_final.pdf
方々で話題になったネットレイティングスのウェブログ利用動向調査。はてなが 2,020千人、ココログが 594千人、マイプロフィールが 303 千人。ここでの人数は、ネットレイティングスによるドメイン別視聴率調査なので、ツールをつかっているユーザではなくツールによって生成されたページの閲覧者数です。(ツール使ってるユーザが 2,020千人とかだったら、とっくにマスに達してて業者はウハウハですね。)
表を見てみると、
・はてなダイアリー: d.hatena.jp
・ココログ: cocolog-nifty.com
・マイプロフィール: myprofile.ne.jp
・ブログピープル: blogpeople.one
・ライブドアブログ: blog.livedoor.jp
のそれぞれのドメインの視聴率を元に人数計算してるみたいです。(詳しい手法については PDF中に書いてあります。)
ココログは、cocolog-nifty.com のみ換算されていみたいですね。よい機会なので、他のココログドメイン分についても考えてみます。
例によって Google のお世話になります。"site:cocolog-nifty.com" とクエリを投げてそれぞれのドメインの検索件数を出します。検索結果件数は
| site:cocolog-nifty.com | 78,300件 |
| site:txt-nifty.com | 19,900件 |
| site:way-nifty.com | 20,400件 |
| site:moe-nifty.com | 12,000件 |
| site:air-nifty.com | 36,800件 |
| site:tea-nifty.com | 21,300件 |
| 合計 | 188,700 |
という結果になります。cocolog-nifty.com ドメインは全体の中で 42.5% の割合になっています。
ネットレイティングスの調査結果では、cocolog-nifty.com の利用者(閲覧者)数は 594 千人です。これが他ココログドメインも含めた全体の 42.5% ですので、残りの 57.5 % は人数に換算した場合 804 千人。合計 1,398 千人ということになります。(とは言え、ココログナビや有名人ウェブログなど PV を稼げるコンテンツが cocolog-nifty.com に集約されているので、単純に 1,398 千人というわけにはいかないと思います。)
調査結果の伸び率は 321 % ですが、これは12月度 185 千人→1月度 594 千人というところから導出されてます。12月度 185 千人も cocolog-nifty.com のみで計算されていると思われるので、他ドメインを含めた伸び率は、比較元を導出できないので、ここまでのデータでは計算できませんね。(割合ベースで計算してるので、伸び率の方はそこまで大きく変わらないとは思います。)
Google を使うとこんな結果になりました。
話は変わりまして、Bulkfeeds: Stats を見ると、今回の調査結果とはちょっと違うグラフが描かれていますね。ここ最近、はてなと、livedoor Blog の伸び率が上昇してます。ネットレイティングスの伸び率はココログがダントツなのですが、Bulkfeeds Stats ではそれほどでもありません。
この食い違いの原因はデータ取得方法の違いにあります。ネットレイティングスは閲覧者数ベース、つまり見ている人が中心です。一方、Bulkfeeds は登録されたウェブログを元に数を計算してまいす。
はてな、livedoor Blog の共通点といえば無料であるというポイント。一方で、ココログは @nifty 会員もしくは 250 円がかかります。この点でサービスの新規登録者数では、はてなや livedoor Blog が有利で、Bulkfeeds のデータにはそれが色濃く反映されているように思います。
一方で、ココログにおいては新規登録者数の伸びに比べて、閲覧者数の伸びが高いという事実は登録者の中で頻繁に更新するアクティブな人の割合が高いことや、人を集められる面白い記事が書ける人が多いということをあらわしているのでしょう。
ツールに対する直接的な有料課金モデルのビジネスでいくと、ツールの登録者数が多い方が有利です。一方、広告やアフィリエイト、コミュニティマーケティングといったビジネスにおいては人を集められる書き手や、積極的にコミュニティに参加する人の数がその原動力になります。ウェブログビジネスの主戦場は、どちらでしょう。
さて、半年、一年後にどうなっているか。がんばっていきまっしょい。