今日は午後から、とある就職活動支援会社に行きました。うちの人事の人に連れられて行ったのですが、来春就職活動を控えている学生さんに、「SEってどんな仕事してるの?」というのをパネルディスカッションなどを通じて教える会でした。この時期にすでに就職についての情報を集めている学生さんたちなので、さすがに意識が高い人が多かったですね。質問もいろいろ出て、盛り上がったのでよかったです。
さて、このイベントですが、僕以外にももう一社、とある業務システム開発会社の方もゲストとして参加されてましたが、同じエンジニアでもこうも違うものかーという感じで対象的でした。その方は現在流通関係のシステムを受託開発しているそうですが、話を聞いていると、 "SE" というのがぴったりくる感じの業務内容でした。クライアントの要求を分析し、仕様書を作成し、システム設計に落とし込む。流通と言う特定の業務におけるシステム構築のプロという印象でした。
その一方で、僕はなんだか企画的なことからプロトタイピング、開発、運用、サポートなどいろんなことをやっていて、これといった型もなく幅広く色々なテーマを扱う。その反面、どれもこれも突っ込んだレベルでの理解に乏しい。(この辺りについては、以前に梅田望夫・英語で読むITトレンドの 雇用なき景気回復とITエンジニアの雇用をめぐる大転換というエントリにおいて、僕のウェブログのエントリを見た梅田さんが、「生まれたばかりの、21世紀型ITユーザにおけるITエンジニアの職のイメージ」という言葉で、僕の職のイメージを表現されていました。その後もこの話題については、江島健太郎 / Kenn's Clairvoyanceでも話題に上ってたりもしました。)
どちらが良い、ということはないのですが、来ていた学生さんにとっては、エンジニアと一言でいっても色々な仕事があるのだよという良い具体例になったんじゃないかなと思い、結構満足です。しゃべりもそこそこウケていたようだし。(笑)
どうやら今日来られていた学生さんは理系出身の人が多かったみたいですけど、僕は敢えて、一生の収入の平均を比較すると、理系は文系に負けるという記事を見た話をしました。(ソースどこだったかなあ...) その主な原因として、理系出身の人間は、自身のプレゼンスの向上に対する意識が低いことが挙げられるのではないかと思っているとを述べました。いや、技術者の人たちは、新しい技術を学んだりと、その方面で自分を磨くことには非常に積極的な人が多いとは思っています。ただ、そんな自分を外に向けて表現する意識があまり見られないと言うか、もっと技術者が前面に出てきてもいいのではないかと思うということです。
ソフトウェアのコモディティ化、外注による自社の技術力の空洞化、海外への開発案件の流出など、技術者危機についてはいろいろネタがあがってくる昨今ですが、もしそれが本当だとしたら、今後技術者が生き残っていくためには、技術以外にも何か他の柱を身につけ、そんな自分自信を営業していく能力が問われるのではないかと思います。
学生さんにはそんな話をして、一流になりたければ技術以外の面でも自分を磨いてそれをアピールする力をつけましょうという話をしてきました。
かなり自分のことは棚上げだったという噂もなきにしもあらずですが。
文系と理系の年収格差の話は毎日新聞社の『理系白書』にも出てきますね。
あと,こことか。
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200203/30/20020330k0000e040068000c.html