たまには Linux 絡みのお話も。
従来提供してきた「Red Hat Linux」は、レッドハットの公式なサポートを付属した製品としての提供は「Red Hat Linux 9」で終了し、一般に開かれた開発コミュニティである「Fedora Project」に移管されました。
これまで主にコンシューマ、あるいは中小規模向けパッケージという形でリリースされてきた Red Hat Linux 7.X, 8.0, 9.0 といったラインナップは 9.0 で終了、以降は Fedora Project で、ユーザ主導で開発が進められていくそうです。で、Red Hat 社は今後 Red Hat Enterprise Linux によるビジネスに注力していくのだとか。
Red Hat のビジネスといえば、Red Hat Linux を無償あるいは有償サポート付きでリリースして広めてユーザに使わせて、本格的なシステムに導入する場合には Professional 版や Enterprise Linux をどうぞ、という流れだったと思うのですが、無償版の提供はもういいだろうと判断したということなんでしょうか。ちまたの声を聞くと、無償版をそのまま使うユーザが多くて、そこが売り上げのネックになってるという Red Hat にとっての悩みの種だったなんて話もちらほらなわけですが。
Red Hat Linux に関しては、以前からサポートがもう時期打ち切られるというお知らせが何度か上がっていたので、今回の方針転換がそれほど大きなインパクトになるということはなさそうです。信頼性を重視するところは、他のベンダのサポートを受けてたり、あるいは Enterprise Linux を採用していたりというのがここ最近の状況っぽいです。
個人的には、Fedora Project とやらがちょっと気になるのですが。スラッシュドット ジャパンのコメントによると Fedora Core は不具合が見つかって多少リリースが遅れてはいるものの、もうじき正式リリースなんだとか。気になるパッケージリストはこちら。まずは Red Hat Linux 9.0 を踏襲したものにちょっと手を加えてリリース、といった印象です。
ところで、SuSE は Novell に買収されるらしいです。(japan.linux.com | 米Novell、独SUSE Linuxを買収) ふと思い出したんですが、United Linux って今どーなってるんだろう...。エンタープライズ系 Linux の動きはなんだか混沌としてますね。