EclipseのプラグインにEPICというものがあります。Eclipse で Perl の開発が可能になるという一品です。以前に一度触ったことがあったのですが、改めてもう一度使ってみました。
コードを整形してくれたり、色付けしてくれたりと言った基本的な機能はもちろん、リアルタイムな文法チェック、エラーや警告箇所へのジャンプといったものもあります。
やはり便利なのはメソッド補完機能で、CPAN モジュールなんかのメソッド補完も可能です。(スクリーンショット参照) あとは、パッケージ名を選択してそこから perldoc やソースコードを参照したりといった機能もあります。Eclipse プラグインなので、Eclipse のローカルヒストリーを使って diff を見たり、CVS 機能を使ったりすることも可能です。
JDT (Eclipse にデフォルトで組み込まれている Java 開発環境) ほどは充実していないものの(リファクタリング機能が無かったりとか)、普通のエディタで書くよりかは数倍効率が上がることは間違いないでしょう。
EPIC は Perl インタプリタは内蔵しておらず、そこは ActivePerl あるいは Cygwin などの外部の Perl 実装を使います。ですので、CPAN モジュールなんかはそっちで入れて、Eclipse を改めて起動するとそれらを読み込む、といった具合です。Perl インタプリタの起動コマンドを設定できるので、自作のモジュールなんかは -I スイッチを使って読み込ませれば OK です。
あとは、別途 RegExp プラグインを入れると、正規表現のチェックができるツールが立ち上がります。これが結構便利。
この正規表現メモリはどこにマッチするかーなんてときにいちいちスクリプトを実行しなくてもデバッグすることができます。
とまあ、便利には便利ですが、やはり Eclipse 自体がマシンパワーを結構必要とすることとかもあって、Perl でスピーディに開発するっていうイメージとはちょっと合わないかもしれないですね。
僕は普段、開発は Windows XP 上で Perl は Linux 上のもの、というちょっと変わった環境でやっています。Samba で Linux のファイルシステムを Windows に mount して、Meadow からその領域に保存されたソースをいじって、TTSSH で Linux そ操作、バージョン管理は WinCVS です。この状態だと、Perl の実行環境そのものは Linux 上にあるので perlplus の補完機能が使えなかったり perl-debug.el が意味をなさなかったりといった欠点もあるのですが、通常使う環境を切り替えずに開発できるのは大きいです。(本腰いれる場合は Linux 上の X でやってます)
環境を切り替えずにという意味で Eclipse は大きいのですが、ActivePerl や Cygwin Perl の環境をセットアップするのが面倒、Perl 環境がいくつもあるとあっちにこれ入れて、こっちに入れてってのが厄介なので EPIC を常用、というところまでは行きません。僕の Linux Box は Linux 版の Eclipse を使うだけのマシンスペックもないし。
リファクタリング機能とか Apache との連携機能とかが追加されたりしたら、少し考えてみようかな。