米国におけるウェブログのホスティング・サービスにおける利用実態調査についての結果が国内でも色々と議論を呼んでいるみたい。
はじめてのウェブログの松本英明さんが、Perseus Development Corporation による調査結果の記事を和訳してくださってます。
で、調査結果によれば放置されたウェブログが過半数を占める、ってな話。これは予想されていた結果だと思います。実際ウェブログを書いてる僕自身、書き続けることは結構パワーのいる作業だというのは実感していますし、いわゆる国内の各種日記サービスなんかを見ても状況はそんなに変わらないでしょうね。
さて、アクティブなユーザには女性が多いなどの結果から次のようなことが書いてあります。
ブログは様々であるが、典型的なブログというのは、10代の女の子が2カ月に1回、友達と同級生に最新情報を与えるために、日常生活で起こったできごとを書いたものだ。
サービスの利用実態から行くとそういうことになるのか。
国内に目を向けてみても日記サービスの利用者は女性が多いような印象ですね(感覚的なものだけど)。山田BBSにも書いてたんだけど、そんな中でも tDiary.net やはてなダイアリーはなんとなく男性が多い印象。これは男女間の意識の違いから来るものじゃないかなと思います。
一般的に男性の視点は"ツール"という物に対して向けられるのに対し、女性は"日記を書ける"という体験に対して目を向けるんじゃないかなという。なので、機能的に優れているとか技術的な匂いがする tDiary やはてなダイアリーなんかは男性受けするのではないでしょうかね。
ちょっと話がずれました。
僕個人の感想。確かに利用実態から行くと"10代の女の子が2カ月に1回、友達と同級生に最新情報を与えるために、日常生活で起こったできごとを書いたもの"ってのはデータが示す通りなのかもしれませんが、ウェブログは情報発信のための道具である一方で、多くの人にとっては情報を収集するためのものでもあります。PV をたくさん集める、いわゆるハブのようなウェブログは、女性が日ごろの出来事について書き綴ったものではなく、もっと専門的な物や、それこそ「情報発信」に主眼が置かれたものであることは間違いないでしょう。それを考えると、"典型的なウェブログ" と言う場合にはどっちの視点で見るかによって結論が違ってくるんじゃないかな。
最近のウェブログツールは書き手だけではなくて、閲覧する側にとってもメリットがあるような要素が盛り込まれているものが多いし、今後もそういったエッセンスは多く注ぎ込まれていくでしょう。なので、読み手側からの側面で議論することも忘れちゃいかんなと思う今日この頃です。