September 13, 2003

Bill Joy が Sun を去る、ニュースから数日経って。

[ コンピュータ ]
Bill JoyがSunを去った。 CNetのCo-founder Joy to leave Sun とてもいいことだと思う。上が支えるとろくなことは起こらない。Bill JoyはWiredにWhy the future doesn't need usという「技術の進歩は人類の脅威」といった内容の記事を書いてちょっとした論争を巻き起こしたが、個人的にはこれはBill Joyが枯れてきただけ、と思っている。自分が関わる技術がethically badとと思うような人が重要な役割を占めていては、営利企業的には困ってしまう。やっぱり夢一杯・希望一杯の人がドライブしないと企業も枯れてきてしまう。

僕の一番お気に入りなウェブログのひとつ、渡辺 千賀さんの On Off and Beyond で、Bill Joy が Sun を去ることについて少し触れられていた。なるほど、そういう見方もあるのですね。

数々の偉業を成し遂げてきた Bill Joy という人物、僕は彼のことはグレードな人なんだろうとは思っていたけど、『Life with UNIX―UNIXを愛するすべての人に』や、『サン・マイクロシステムズ―世界的ハイテク企業の痛快マネジメント』といった書籍の中で触れらていたいくつかのエピソードぐらいしか知らなかった(特に後者は読み途中で放ったらかしになってる)。CNET Japan における'ビル・ジョイもついに米サンを離れる' を見たときに、こりゃ僕らエンジニアにとってはビッグニュースだね!とか思いブログで取り上げようとも思ったけど、書籍がひたすら褒め称える Bill Joy の姿しか知らない僕に何が言えるのだろうと思い、ちょっと待ったをかけました。

ただ、一日、二日たってスラッシュドット ジャパンに寄せられたコメントなどを見たり、この On Off and Beyond のエントリを見たりして、色んな見方があって面白いもんだと改めて思いました。何か偉業を成し遂げて来た人などが大きな動きを起こすときは、書籍やインターネットが語らない色々な昔話が掘り起こされたりして、知的好奇心をくすぐってくれますね。

改めて Life with UNIX を本棚から取り出して "1.12 UNIX人名事典" における彼の紹介文を読みました。

Bill ("wnj") Joy: 仮想記憶のサポート、ネットワーキング、Pascal、vi、csh、termcap などをはじめ、オリジナルのバークレイ版のかなりの部分を書いた。Sun Microsystems 社の共同設立者。NFS を設計した。バークレイ UNIX の業績により、1986 年度の ACM の Grace Murray Hopper 賞を受賞

...やっぱり僕には「すげー人」という感想しか出てきませんでした。

Posted by naoya at September 13, 2003 01:48 AM | トラックバック (0)  b_entry.gif
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