ZDNN: RSSがスパム危機を救う? という記事がありました。
メールだと、アドレスを知られてしまうと否応なしに送られて来るスパム問題への対策が難しいことに対し、読者による取捨選択が可能で "セキュアなチャンネル" を確保することができる RSS は、スパムがはこびるメール情報発信の代替手段となり得るだろうという話。
以前にある研究者の方とのミーティングで同じようなことを話されていたのを思い出しました。
メールマーケティングやメールマガジンに限らず、メールでの情報発信は発信側が受信者に向かってメールを一斉に配信する必要があり、一回の発信のコストが高くつく。その一方で、RSS による情報発信の場合、必要な人のみが情報を取得しに来れば良く、発信コストをミニマムに抑えることができる。また、同報メールを行う際のメールのアドレス記述ミスによる発信漏れ、送信したメールが転送を繰り返すうちにオリジナルがどこにいったか分からなくなってしまうなどの問題も、ウェブで一元管理/蓄積されている RSS であればある程度改善される、みたいな話もされていました。(このサイトに載っていたよ!みたいなメールを送ることが日常になってしまうと結局一緒だともおっしゃってましたけど。)
ちなみにその方は NewsGlue を愛用していて、NewsGlue のフィルタ機能を使ったら、自分が興味を持ったトピックのみウォッチする作業が飛躍的に楽になったよと嬉しそうに語っていました。
メールによる情報発信の形が、すべてウェブ + RSSに置き換わるかというのはちょっと難しい気もしますが、メールマガジンのように定期的に発信され、且つ双方向のコミュニケーションがあまり求められない場面では、有効な手段かと思います。
以前、どんな人がウェブログ書きに向いているのかなあとディスカッションしたときに、メールマガジンで情報発信してる人っていうのに皆が納得したのもその辺りの考察が大きいです。
そうなってくると、スタンドアロンな RSS リーダーやウェブ版の RSS アグリゲータも良いですが、やはり Outlook や Becky! のようなメジャーなメールクライアントに RSS アグリゲーション機能が追加されるのがいいのかな、なんて思います。加えて RSS 記事に返信すると自分のウェブログや Wiki にポストしてくれたり、とかね。
ちょっと蛇足ですが、blog 座談会のときもちょっと話しに出たのが、RSS による最新更新情報の形態で一番ニーズがあるのって実はアダルトサイトの更新情報なんじゃないかという話。冗談半分で盛り上がってましたが、真面目な話、アダルトサイトが一斉にそれをやり始めたらかなりの反響があるんじゃないかなあ。で、更新情報が来たからと思ってリンクをクリックしたらだましサイトに飛ばされまくるみたいな。;P