July 01, 2003

"匿名BBSビックバン"から導き出される一つの気付き

[ インターネット ]
2ch の存在が匿名 BBS 界(?)全体のユーザ数を肥大化させて 各 2ch 避難所とか、山田などが生まれるきっかけになった、 と考えれば、その事実そのものが 2ch の意義であった、とも 言えるよね。匿名 BBS ビッグバンというか。ドーナツ化現象 というか。
山田BBSにあった書き込み。2chが(ユーザの)一極集中による飽和状態から崩壊へと向かっているのではないかという話に対して投げられたコメントです。この"匿名 BBS ビッグバン"という一言に思わず身を乗り出してしまいました。

世の中、集中と分散を繰り返してブラッシュアップされていく物というのは数多くあると思います。例えば僕が身を置くシステム業界の話で言えば、汎用機からオープンシステムへシフトしていった集中と分散の話がそれに当てはまるかな。分散オブジェクトプログラミングやウェブサービスといったものも、集中から分散へ向かうことでそのクォリティを高めようとする一つの事例とも言えると思います。会社の先輩は、パソコン通信からインターネット、それも一つの集中から分散への形だったのではないかと言っていました。

一極集中によって生まれる大きなメリット、大きな動き、そこの中で見えてきた欠点。その大きな対象をもっとミクロな単位で実現することで生まれる新しいプロダクト。2ch避難所や山田BBSがその格好の例でしょうか。 ある種の必然のようなものを感じます。

ウェブログも、様々なコミュニティ(加えて、ウェブログと比較したときの従来型ウェブサイト)の長所と短所、経験をうまく利用してできあがった一つの分散型コミュニティだと思います。掲示板という集中型環境の中での自己表現に限界を感じた人、あるいはそれそのものに馴染めなかった人、掲示板を有効利用しつつもその一方でもっとミクロな自己表現の場を求めた人、そんな人たちがウェブログという自前の土壌で自己表現を行い、そこにコミュニティを形成していく。その一方で、単に分散したのではなく、ウェブサービスやセマンティックウェブといった新しい技術を利用した、リソースを集中化する仕組みやミクロな世界と世界を繋ぐ仕組みもウェブログは備えている。多少強引ではありますが、そんな見方もできるのではないでしょうか。

"匿名 BBS ビックバン"、しばらくマイブームになりそうな一言です。

Posted by naoya at July 1, 2003 11:57 PM | トラックバック (0)  b_entry.gif
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