April 23, 2003

Amazon.co.jp の書評

[ インターネット ]

IT技術書は基本的に高い。オライリーやピアソンのものだと平気で6,000円とかしたりする。しかも一冊読むのにそこそこ時間がかかるので漫画のようにとりあえず買って読む的なことはできないし。そこで参考になるのは、現場からの生の声ということで、学生のころから、本を買う場合 Amazon.co.jp の書評を参考にするようになった。評判が良いものについてはそのままワンクリックで買ってしまうことも多い。

ただ、この書評には思うところがある。どんな駄本でも技術書というものは、読めばそれなりに知識は吸収できると思うのが持論というか、僕の経験則だ。また、一冊の本の中のわずが3%程度の内容でも、実際の作業に応用できたりすると、自分にとってその本の存在感がきわめて大きくなる。冷静且つ客観的に判断すると分かりにくかったり、あまり役に立たないような本でも、ほんの小さなことがトリガになって、評価がその小さな一点に集約されてしまう。そんな状態で書評を書いたら、ほとんどの本が高評価になるのは目に見えている。

おそらく、技術書の書評は上記にあてはまるものがかなりあるだろうと思う。と、いうのも、ここ最近では評価を見てもだいたい星4〜5つが付けられているものがほとんどなのだ。極端に評価の低いものに限っては、割と納得のいく判断が下されているものが多いのだが、低いものと高いものの中間ぐらいの評価の本はあまり見ない。それなりの本にはそれなりの評価が下されて欲しいところなのだが、実際にはなかなかそうもいかないようだ。

で、結論として何が言いたいかというと、せっかくの書評なのに、いわゆる「名著の中の名著」がそんな星5つ乱立の中に埋もれてしまっていることが勿体ないということである。技術書を読んでいると、ときとして読みながら興奮を覚えてしまうようなすばらしい書籍に巡り合うことがある。そんな名著でも Amazon.com で見ると、確かに高評価は受けているものの、評価だけ見た場合「結構良い本」とあまり大差がなかったりする。なんとかして殿堂入りさせてあげたいところなのだが。

Posted by naoya at April 23, 2003 01:57 AM | トラックバック (0)  b_entry.gif
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